
今回の台湾旅行中に1度は登山かハイキングをしてみたいと考えていた。調べてみるとMRT象山駅から歩いていける範囲に台北市内を一望できるすばらしい場所がるというのでやってきた。目の前に台北101があるので本当は夕方以降にやってきてやけを楽しむのが良いようだが本日帰国のためホテルの朝食を済ませ朝イチでやってきた。MRT象山を降りると出口に象山親山歩道入口への順路が張り出されており、やはり台北市民にも人気のコースのようだ。

駅を降りて公園沿いの道をてくてくと歩いて行くのだが途中で地元の人がラジヲ体操よろしく集団で健康体操をしていたので、こっそり後ろから参加してみることにした。スピーカーから流れてくる台湾語は何行ってるかまったくわからないが、体操自体は見よう見まねでできる。カンフーや太極拳なら手も足も出ないけどこれなら誰でも楽しめそう!参加できた楽しかった。

コースはすばらしく整備されている。しかしほぼ階段で自然の中を歩いているという感じがまったくないのは残念。それとこのコース一気に標高を稼ぐためなのか結構急な階段が多く登るのに難儀する。普段あまり運動をしていない人にはきついのではないかと思われる。地元の人も降りるときは後ろ向きに階段を下っていっていた、たぶん膝への負担が大きいためなのだろう。

この階段を登りきると、このハイキングコースの名物「六巨石」がお出迎えしてくれます。

台北101をバックに後姿がカッコイイ!と勝手にキメてみます。六巨石は後ろから階段が付いていて誰でも簡単に岩の上に上ることが出来るようになっていました。私たちが到着したときも白人さん2名が一番高い場所に陣取って楽しそうに談笑していました。この場所を過ぎたら象山山頂はもうめと鼻の先です。ただし四獣山歩道(象山・豹山・虎山・獅山)の中でも最高峰の象山といっても海抜たったの181mしかありませんので達成感はありませんけど。ちなみにこの象山ハイキングコースはあちこちに枝道のようなコースが枝分かれしており地元の人でも飽きずに、今日はあっち明日小こっちとコースを組み合わせて歩いているようです。

運動したりない人向きですかね、背筋伸ばしたり反ってみたり。奥のほうでばかでかいフラフープを器用にグルングルンまわすおばちゃんが圧巻でした。トイレはあるようですがジュースなどを売っているお店はありませんからココに来る方は事前にスポーツドリンクやお茶を用意しておくほうが良いと思います。さてココからは緩やかに下山コースを行きます。途中、公園の中を通ったりしながら最後は顔子廟から出てくることになります。トータルタイムはゆっくり行って1時間(山頂までは20分程度)といった感じでした。ちょっと観光に飽きた人はチャレンジしてみたら面白いかもしれませんね。





ちらっと中をのぞいたら白人さん(うら若い女性が数人)ビキニを着用してキャッキャいいながら入浴していました。うむ~コッチのほうが良かったかも・・・。このあとお約束の熱地獄を見に行きまして、まぁこんな感じで新投北めぐりは終了です。もっとお金を払えば個室とかすばらしい施設の日帰り入浴施設(一流ホテルとか)もあるようですが私にはコレで十分楽しめました。