
今回はぼっち遡行確定なのでこの本の1級コース(3本しかない)でお手軽そうなところということで比良白滝谷を選択。本から遡行図をコピーして防水マップケースに放り込み準備完了。先日作った沢登り専用ザックのデビュー戦だし気合が入ります。

林道最終地点で出会った山岳会のリーダーらしき方から情報ゲット!もう少し登って木橋があったところから入渓するのが良い。今日は水量多め(やけに滝の音が煩いとおもっていたんだよ!)でいつもの倍近いかも・・・でも難しいところもないので1人でも大丈夫でしょう、ということで一安心。先行させてもらって入渓します。



スベリ石は滝身を直登できないかなぁ?と果敢に挑戦しましたが、途中で手詰まり・・・仕方ないので左手の岩の割れ目をえっちらえっちら通り抜けましたw。それと名前の通り滑ります。ここでは本気でアクアステルスソールの沢靴がほしくなってしまった。フェルト底では慎重に行かないと滑り台をすべるように滝壺に吸い込まれていきます。


本日の核心かなぁ? 遠くからみると2段になって見えます。近づいて下段をサクッとあがると深い滝壺をそなえた立派な8m直瀑。フリーで直登できますし、自信がなければ左岸からも高巻きできます。もちろん私はフリーで挑戦。ルートは2つあって滝身すぐ横を直登するものと、すこし離れたところから斜めに登るもの。


よく見ないと滝横をテクテクしているのがわからない(泣。こんどウェット買うときはオレンジ色とか派手な色にしようと決意しました!

これをやっつければ目の前が夫婦滝でゴール地点です。ぐるっと見渡しても高巻きするより真ん中を直登するほうが安全そうです。見た目ほどヤバくないので、コケに注意して3点支持でサクッと登ってしまいましょう。

下にいるのはご兵庫県の某山岳会(近所さんでビックリ)のみなさん。ゴルジュ帯最後で追いついてしまったので先行させていただきました。話を聞くと今回初めて沢登りに挑戦する方もいらっしゃるとかで安全第一、フィックス張って(ゴルジュ最後で使わせてもらって有難うございます m(_ _)m )順番に通過しています。私なんかはシャワー&プカプカ前提で突っ込んでいますんで滝壺で浮かんでると変な目で見られたに違いありません(ハーネスも装着してないしフラフラ登っているし・・・)

2条25mで飛沫と風がとんできて圧巻です。こいつはさすがに登れませんwww。限られた上級エキスパートのみなさまは登ってしまうそうですが・・・。ココで遡行を切り上げ一般道で坊村へ戻ることにします(このへんまではあったのに、あとから防水マップケースの紛失に気が付いたYO)
