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六甲:全縦トレーニング2回目

先日の健康診断でメタボに注意してくださいと看護師さんから注意を受けた通り、少々体が鈍ってきているのを実感しています。夏場の間に沢登りと称して滝壺にプカプカ、ラッコのように浮かんでいるだけの山行だけでしたのでやはり体力低下は否めません。

今年も六甲全山縦走に申し込むだけはしているのですが、このままでは完走が怪しい状態なのは間違いありません。ということで全縦トレ2回目に行ってきました。前回は15キロほどだったので倍の距離、ミッドレンジとなる30キロを歩きます。出来れば前回と同じ平均時速4.3キロ程度は守りながら!というのを心がけます。

スタートは菊水山
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菊水山へは全山縦走どおり鵯越駅からスタートと考えていましたが神鉄の急行に乗ってしまい到着したのは鈴蘭台駅。鵯越駅までもどるのもなんだかなぁ~ということで、お茶を濁す形ですがNTT管理道からサックと上って縦走路に合流します。

ちょっといんちきスタートでしたが、やはり菊水山~鍋蓋山まではしんどい区間。毎度のこととはいえ一度下って、君影アルプスから同じ高さに見える鍋蓋山に登り返す不条理さにブツブツ言ってしまいます。鍋蓋山からは全縦のなかで最も快適なトレイル区間が市ヶ原まで続きますので地獄の後の天国といったところでしょうか。

さてさて、写真は無いのですが最大の難関、稲妻坂+天狗道での摩耶山までの区間には今回も苦戦しました。昔の栄光ですが若かりし頃は「市ヶ原から摩耶山まで1時間かからなかった」という思い出だけがありまして、全力で!と挑みましたが見事玉砕。結局1時間10分ほどかかてしまった。本番ならどうせ掬星台でゲート待ちとなるから、もう少しゆっくりペースでいいのでなんとか今年も行けそうな感触だけはつかめたかな?

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摩耶山に登っている最中から小雨パラパラとふりだしてきた。もう汗でグシャグシャだし合羽着るほどでもない、と思っていたがどんどん気温が下がって寒い。結局、掬星台で朝ごはんを食べだした時にウインドブレーカー替わりに合羽着てそのままゴールの阪急芦屋駅まで着たきりスズメ状態となった。

ガーデンテラスもご覧の通り、お昼前なのにガスって暗くなってしまい何も見えない。せっかく訪れていた観光客も残念な状態でした。

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摩耶山から約2時間で最高峰に到着。予定していたコースの折り返し地点までこれてほっとします。時計についている気温計で測ってみると 17.2℃ と表示される。さすがに寒いわけです。
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最高峰は誰もいない・・・
ガスってるし寂しいので芦屋に向けてさっさと下山することにします。ちなみに摩耶山から最高峰までの区間ですれ違った登山者は1名。平日の雨の中を六甲山テクテクしに来る物好きもそうそういないと言う事ですw

さて、ここからは気分的にラク。登り区間でも気合を入れれば1時間30分ほどのコース。小雨のなか、つるつる滑るのでゆっくり目に下ったとしても2時間もあれば阪急芦屋駅に到着します。なにより六甲銀座なので誰かしらと出会ったり人の声を聞きなが歩くことになるので、一人黙々と歩く変態行為からは開放されるだけでもありがたい。

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本日の歩行距離 30.1キロ 6時間51分
30.1 × 60 ÷ 411 = 平均時速 4.39キロ →思っていたより良いできだった
ヤマレコ:全縦トレ(菊水山~芦屋)