2日目は朝から台南へ向かいます。2月6日の大地震でビルが倒壊して大きな被害が出てしまったようで心配していたが・・・実際行ってみると地震の痕跡はもう何も感じさせない。古い建物の孔子廟やら台南駅やらも被害はまったく見ることができなかった。たぶん手抜き工事と噂のビルだけに被害が出ていたらしい。

なぜかここだけタクシーの客引きが多く辟易。MRT出口から高雄駅までの50mほどで3人ほどに声を掛けられた。台鉄高雄から高鉄新左営駅までローカル線でゆっくり行きます。MRTでも行けるけど台鉄の昭和ちっくな雰囲気が大好きなので敢えて台鉄に乗ってみます。

台鉄なら1時間ほどの区間を新幹線なら13分で行ってしまう!さすが新幹線。1区間だけですがやっと台湾新幹線にのれてウキウキ。自動販売機で切符を購入。お釣がすべて硬貨で出てくるので大きいお札を入れると大変なことになります。新幹線といっても台湾なので安い!1区間だけですが135元=470円ほど、助かります。
ちなみに・・・私はいつものように行き当たりばったっりで調べてませんでしたが、高鉄台南と台鉄台南はめちゃくちゃ離れています。高鉄台南からはシャトルバス(無料:40分くらい乗車)に乗らないと市街地まで行くことができません。知らなかったので駅に降りてポカン?街はどこ?みたいになってしまいました。観光案内所で教えてもらって無事H31シャトルバスに乗ることができスムーズに市街地中心部に移動できました。

斜め前の席でもぞもぞ縫いぐるみを触っている兄ちゃんがいる?なんだコイツ?とよく見てみるとプードルがこっち見てました・・・。ペット用の容器に入れるでもなく普通にだっこしていたので、たぶん台湾新幹線はペット可のようです。おおらかな雰囲気ですね。

歴史を知らないと感慨もなにもあったもんじゃない古跡です。当然私は何も調べていないので「ふーん?」的な観光地でした。シャトルバスを降りたところにちょうどあったので寄ってみました的な・・・。清朝時代に作られた台湾で一番古い学問所のようです。印象に残っているのはリスです。餌付けされているのでチョコチョコ木々の間を走り回って可愛かった。


なにげに駅でもらった地図にも載っていた(林百貨店から徒歩1~2分)ので、たぶんこのお店が本家本元のお店のようです。本家と思って食べれば旨い!量は小ぶりながらあっさりイメージの担仔麺にしてはしっかりした味付けで満足度は高いかなぁ。それとホントかどうか分りませんが化学調味料は使っていなそうです。ちょっと辛目の魯肉飯とエビの練りてんぷらも一緒に注文してちょっぴり贅沢です。

この旅行のメインエベントです。もうほとんどココが目的地といっても良い場所なのです。戦前の1932年に出来て1980年ごろまで警察署やらに改装されて使われた後、一時閉鎖されていたようです。地元の人たちが営業できるまでに修復して観光百貨店(実際はお土産屋さんです)として2014年に復活。このときテレビのニュースで見て絶対に行く!とおもってきた場所です。

度小月と119(この日は改装中らしく消防車は外に出て足場組んでいました)の真向かいにあります。残念ながら月曜日は休館日。二二八記念日の振り替え休日を当てにしてましたが、地元の観光客も残念そうに帰っていってました。また今度来たときの楽しみにとっておくことにします。

国立文学館から徒歩で15分くらいで到着。途中にはデパートやら書店やらあって近代的なお店が立ち並び飽きずに散策できそうです。書店によってみると日本や中国本土の書籍がそのまま売られていたり珍しい文房具があったりとお土産に出来そうな小物が沢山あって楽しかった。さて、ここから台鉄高雄駅まで普通運賃68元で戻れますが1時間キッカリ掛かります。運よく自強号にのれれば30分程度だと思います。