コンテンツへスキップ

上高地ハイキング2

今日のモルゲンロードは5:55です、昨日ヒュッテで確認しておきました。へなちょこなので寒いのヤダ!とギリギリまでテントに篭ってました。そうこうしている内にヒュッテのテラスに人がいっぱいになってきたので、ようやく私たちも準備して出かけてきました。

で、パチパチやってやっと満足の一枚かなぁ?が撮れたのが下の写真
北穂が真っ赤になってるーーー。

さて、モルゲンロード見て帰り仕度・準備体操しているツアー団体さんを尻目に今回ハイキングのメイン 奥穂高 → 吊り尾根 → 前穂 → 岳沢 に取りかかります。行動時間は奥さんの足でも9時間あれば十分だろう?と考えていたので出発は遅めの7:15です。正直もう少し早く出ればよかったとちょっと後悔しました。
北穂高 モルゲンロード

車に積んで準備していたヘルメットを持ってきていない・・・。
横尾ではザイテンで9月に滑落多発&昨日は女子高生が滑落っていう状況でビビリながら慎重に登りました。下りよりは恐怖感がないしクサリ場・階段が設置されているのでキレ落ちた場所以外は歩くのに問題なし。でもゆっくり来すぎたのかこの時点で10:20、ザイテンだけで3時間消費している~。

でも余裕で穂高山荘前でガンダム立ち!
お腹が空いたので早めのお昼?ブランチ? 味噌ラーメンとパンを食べて奥穂に向かいます。奥さんちょっとしんどそうなので、荷物の詰替えというか・・・行動に不要そうなもので私のザックに入るものは片っ端から詰め込んで軽量化。おかげで私のザックが20キロを越えてそうな雰囲気、めっちゃ重たいのです。これから吊り尾根行くのにーーー。
OLYMPUS DIGITAL CAMERA

穂高山荘からゆっくり、のんびり山頂までテクテク
上高地側から雲が上がってきてしまい少し視界不良気味。崖下が見えないのでガスが出ているのは精神衛生上良いのですがちょっと寒い。ジャンから来た人とかとお互いに写真を取りあいっこしてご満悦です。意外とちゃんとした装備をしている台湾人(たぶん)とかもやってきて平日なのに山頂は賑やかで国際的でした オオーw(*゚o゚*)w
OLYMPUS DIGITAL CAMERA

さて、ここからが本番の吊り尾根
上高地から見ると穏やかに見える道も一応3000m級のトラバースルートなのでかなりの部分が岩稜帯歩きとなります。

マジ ヘルメット欲しいなぁー と思える道です。
ヘルメット装着がすごく高くて、すれ違い人の半数ほどが被ってました。なんで忘れてしまったのか?と ( ̄ヘ ̄;)ウーン 後悔しながらテクテク

奥穂側からは始め穏やかな登山道ですが、30分ほどテクテク歩くと南稜の頭と云われる場所。ここから吊り尾根の険しい道がスタートです。なぜかGoodタイミングでガスが一掃され前穂山頂・岳沢~上高地への展望が開けてきました。山の距離感は「見えてからが遠い・・・」なのです。片側キレ落ち&クサリ場みたいに一般道としてヤバさレベルMAXでもう奥さんヘロへロになったところで最低のコルに到着。標高でいうと奥穂から300m近く下ってます。でも、もうすぐ紀美子平(全然平じゃないし・・・)に着くのでもうひと頑張り。かなり慎重に歩き結局2時間ほどで吊り尾根通過となりました。
吊り尾根
今回は時間的に余裕がなくなってきたので前穂往復はパス。
o(´д`)oァーゥー また今度ね・・・

紀美子平から重太郎で下ります、だれもが「下りは嫌だ」という重太郎です。登りで行くと急峻な道程度ですみますが、上から下を見ると「落ちたら止まらないだろうな・・・」という感じで一般道のレベルじゃないのです、ちなみに奥さん恐怖で涙目。危険を承知で、手と足の置き場をすぐ真下で指示しながらゆっくり、本当にゆっくり下ります。途中2名に颯爽と抜かされつつ岳沢(最後の30分は暗くなってきてヘッデン装着)におりてテント泊。

今日はプロガイドさんの気持ちが少しは分かった気がします アセアセ( ̄_ ̄ i)タラー