
本日は台湾最終日、午後の便で帰らなければならないので観光は市内に限られます。ということで台大医院駅で降り二二八公園からスタート。二二八事件で犠牲になった人たち(若者がほとんどで、政府が民衆に銃口を向け殺戮)が顔写真つきで慰霊されている。
こういうのを見ると台湾の置かれた状況や歴史を考えさせられる。その後公園内を横切り、直ぐ近くの台湾省城隍廟へ向かう。ここは日本統治時代に総督府によって破壊されたらしい。観音さんが人気だが、ふだん信仰心が全くといっていいほどない私には良さがわからなかった。

日本統治時代(当時は台北公会堂)からの施設。まだまだ立派に現役で演劇をやったり、かつては総統の就任式もここで行われたという重要な文化財。中に入ってみたがまだ時間も早く喫茶室やレストランは営業していなかった。なぜかそこらじゅうにトイレがあって、見学者やいまだに利用者が多いのだろうということは想像できる。

それと仏教寺院だけど奥には関羽像が安置されています。中国では仏さんになっていたんだ・・・。



清朝時代のレンガ造りのたてものがいまだに残っている文化財地区です。でも保存されているだけらしくだれかが商売しているとかはナシ。でもレンガの雰囲気がよく人気のスポットのようで行ったときも結婚式写真を2組撮っていました。新郎は置いておくとして花嫁さんはめちゃベッピンさんです。



はめ込み合成のような写真ですが、亜熱帯にある台湾の夏は、晴れると日差しがきつくて帽子がないと辛いくらいです。

先に二二八和平公園を見てきてなんとなく複雑な気持ちだったので巨大な蒋介石像が置かれている中正紀念堂をドラマチックエフェクトで撮ってみました。どうだ!!

自由広場門からここまで結構な距離がある。無駄に広いのは権威を表現しているのかも。
それはそうと、この衛兵交代式ですがこの暑い中5人が一糸乱れず重い銃剣振り回しています。衛兵は若者でしたが長時間にわたってこれだけの運動を行うのはオッサンにはむりですわ~と考えながら見物していました。見事です。

小籠包で有名店「鼎泰豊」と中正記念堂の最寄り駅。台北市内はこのような地下鉄網が整備されており、大抵の観光スポットへアクセスすることが出来るのでとても便利。

日本の ICカード suica icoca pitapa とおなじで事前チャージしてから使う。MRTだけでなく台湾国鉄TRAや高鉄、市内バス、セブンやファミマなどコンビニの支払いにも使えました。ちなみにMRT料金はトークン使用に比べ2割引でとてもお得でした。

私は写真に写っていない新型チャージ機を使いチャージした時、使い方がわからず1000元まるごとチャージしてしまい焦りました。言語選択で英語にせず中国語(漢字)表記のほうが分り易かったです。