毎年行っている正倉院展なのですが、今年は展示物に目玉がなくもう一つの印象。展示物の中では唯一、漆金薄絵盤(うるしきんぱくえのばん・・・読めないw)という蓮の葉の台座つきのお香置きが見所という地味さでした。1時間ほどかけて展示物を見終わりましたが面白くないのでそのままなら公園内を散歩することに。少し寒い日だったがちょうど秋晴れで気持ちよく散策でき、東大寺大仏殿→二月堂→若草山→春日大社→興福寺とお腹いっぱいの組み合わせにもかかわらず清清しい一日でした。

天気が良いので奈良公園内を散策。昨日の沢のぼりが堪える・・・それでも足は少々筋肉痛だったが、歩いているうちにほぐれてきたのか次第に足取りも軽くなってきた。

おさわり仏像なようで、身体の悪いところを撫ぜてみると回復するらしい(通りがかりのおばちゃん談)。腰とか膝とか肩とかいろいろ撫ぜて手持ちの小銭でドネーションを投入。




普段は公開していない(らしい)建物自体が国宝、中身の仏像も国宝+重文というとっても貴重な北円堂が特別公開中なので300円はらってみてきました。入口には正倉院展で見たのと同じ意匠の暖簾?がヒラヒラ。1000年以上、同じスタイルのようです。ちなみに北円堂は藤原不比等の供養のために長屋王が命じられて造ったもの(パンフから)で日本史の教科書に出てくるビックネームに興奮します。