コンテンツへスキップ

西大台・サマコレ

寝坊です。
7:30からのレクチャー受けようと思ったけど二日酔いのため8:00スタートとなってしまいました。
さっさと準備して西大台へ向かいます。レクチャー内容を思い出しながら踏んじゃいけないコケとか避けきれずに踏みつつ急なルンゼを下ります。
サンダーボルト取りつき前を少し過ぎた大凹角がサマコレの1p目
西大台・サマーコレクション

クライミングを始めたときからの憧れのルート。
ココに取り付ける日が来るとは・・・真面目にクライミングやってきてよかった。でも二日酔いー酒臭いー。
相方junjunは途中で吐いてるし、こっちはガンガン頭痛がしてて登る前から脱水状態だし、まともじゃないけど登ります。
西大台・サマーコレクション

今回は
1P目+偶数ピッチを私が、奇数ピッチを相方JUNJUN が登ります。

ざっくり書いちゃうと

核心は 2P目5.10a+4P目5.10cd で 11台登れないと楽しくないような気がする。
グレード 5.10cd とか書いてるけど初見で登ると結構難しい。

下部の3P目はガバホールド多くって登りやすけど、5P目はランナウト気味だし高度感もあって何となくグレード以上に微妙な雰囲気。

そして心理的核心の6P目はトラバース。
5月として記録的猛暑+二日酔いということもありかなり疲弊してきた。相方junjunは5P目終了点の日陰で快適ビレイ中。
下を流れるシオカラ谷の沢音も手伝ってなかなかコールが聞こえず、ぼーーーーっと待ちぼうけで軽い熱中症です。

6P目は間違って、上に進むもトラバース。
終了点からみると「コの字」に登攀といってよいかどうか怪しい恐怖の 5.6 を通過。ここが一番怖かった・・・。イバラもあって痛いし。
西大台・サマーコレクション

最後は名物ハンドトラバース区間の7P目

正直グレードよりもけっこう簡単だとは思います。ここ7~9P目は登攀難易度よりも高度感をどう処理するか?だと思います。トラバースはたぶん10m程度で出だし以外は足もヨロシクあって快適。でも下を見ると250mほど切れ落ちた断崖絶壁だし、恐怖心が先に来てしまう人向きじゃないかも(クライマーでそんな人いないか?)
最終9P目も外へ外へピンに導かれ高度感を堪能して最後まで楽しませてくれました。
西大台・サマーコレクション