浜坂ほたるいか祭りに行ってきた。
ちなみに私はこれまでホタルイカなるものを食べたことが無いのです。指先が青く光るとか、身体の大きさに対して目だけが大きすぎるアンバランス感とかが不気味で・・・。普通のイカはよく食べるのだけど、コイツはどうしても食べたいとは思わなかった。
奥さんから誘われて５年目。山の会の搬出訓練に申込損ねてしまい、あいにく予定が何も入っていない。自分でも食べず嫌いは良くないとのでは？と思ってこれ以上新鮮なホタルイカは手に入らないだろう漁獲高日本一の浜坂ホタルイカ祭りに出かけることになった。
テレビの取材も来るくらいビックなイベント。
１０時開始の予定だけど、来場者多いためかなんとなく９：４５くらいから始まっていたような気がする。ちなみに９：２０ごろ漁港前に到着したが臨時に設置された駐車場はかなり埋まっていて海水浴場のほうに廻される車が多くなってきた。
餅まきは町長とか漁協長とか、地域の偉いさんが餅をまく。しかし私たちがいた後方までは殆んど飛んでこない。もっと若手の漁師とかに任せてくれないと前のほうにいる人たちだけにしか意味が無いぞｗ
まぁなんだかんだと並んで食べました。いままで食べたことが無いのが嘘のように食べまくりました。ホタルイカかき揚げうどん→ホタルイカ串揚げ３本→ホタルイカお好み焼き→ホタルイカ釜揚げの順に食べつくしました。最後はヤリイカのタレ焼き・・・これはホタルイカ関係なかったけど美味かった！
漁協直売所ではホタルイカはもちろんハタハタはじめ鮮魚類が所狭しと大安売りされていて私たちもホタルイカ一盛り購入しました。
その後は浜坂というか兵庫県が生んだ英雄、加藤文太郎記念図書館に寄ってみました。目的は図書館２階に作られた加藤文太郎の展示室と写真のTシャツ。新田次郎の「孤高の人」（これは相当なフィクションで加藤を持ち上げすぎ気味かな）を読んでシビれました。その後、谷甲州の「単独行者」（こちらが真実に近いと思われます）を読んでも加藤文太郎が成し遂げた偉大な功績は色あせることもなく英雄であります。
写真のグリーンTシャツ買いました、２５００円。
図書館カウンターの司書さんに声を掛けてXLサイズを出してもらってお買い上げ。ｳｷｳｷでもうご満悦です。今度から六甲山とかクライミングに行くときに着て行こうと思います。
展示内容は思っていたよりも少な目・・・かな？２階に上がると加藤のレリーフが出迎えてくれます。展示物が少ないといっても、単独行出版の元になったノートや使用していたスキー・ピッケルなど貴重なものが展示されている。花子夫人のスクラップブックには、これまで写真でしか見たことのなかった当時の新聞の切り抜き（大阪毎日新聞：国法的山の猛者・・・）が見れてファンにとっては感慨深いものがありました。
