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大峰の美渓・神童子谷

大峰・十津川水系川迫川 神童子谷 に行ってきました。大峰の沢入門コース&名渓といえば前鬼川かココというくらい有名な場所でして前々から行って見たいと思っていた場所です。さらにいえば「関西起点 沢登りルート100」の表紙を飾る釜滝もあったりましす。

さて5:30に神戸を出発、途中思わぬ通行止めでタイムロスしましたが8:00には林道終点(道路崩落で通行止め看板あり)に到着。身支度を整えていると釣り師さんも到着、入渓ポイントから下流で釣るとのことなので、私たちは林業作業道(朽ち果て方が激しいけど)を使い「へっついさん」と云われるゴルジュ手前まで入渓ポイントをずらしました。
大峰・十津川水系 神童子谷 20160808

だいぶワープしたから10分ほどで へっついさん に着きました。水量は太ももくらいまで、ジャリで埋まっている?と思いましたがどうやら水量少ないようです。両脇が切り立って日差しが届きにくいのでヒンヤリ気持ちイイを通り過ぎてちょっとばかし寒い。さすが大峰の沢、3mmウェットスーツ着込んできて正解でした。
大峰・十津川水系 神童子谷 20160808

へっついさん から2~3分で高見淵(赤鍋ノ滝)に着きます。水深もあり天然のウォータースライダー付きの飛び込み放題ポイントです。さてココの通過は左岸からそろーっとへつるのですが、ヌメリが酷く、もうヌメヌメです。フェルトシューズでも効きにくいのでラバーソウルなら絶望的かも。
大峰・十津川水系 神童子谷 20160808

でも取り付から斜めに走るクラック沿いにいけば何とかなります。クラックに残置ハーケン2個、少し先に古びたリングボルトが1個あるので、ココは素直に使わせてもらいました。手持ちの20mロープでは少々足りず30m以上必要でした。ちなみに1個目の残置から落ち口までちょうど20mで後続の奥さんには途中までロープ無しで頑張ってもらいました(ドボンしても深いのでケガしないwというか楽しいぞ~)。
大峰・十津川水系 神童子谷 20160808
高見淵を越えると、すぐ3m斜爆に泳いで取り付きツルツル岩肌を登ります。つづく4m(これは直登無理っす)の滝があるがコレを越えると、あとはのんびり河原歩き。所々にあるちっちゃな淵でお魚さんと一緒に泳いだり、滝?といってよいかわからない小滝で遊んだりしながら1時間ほど進むと今日のゴール地点・釜滝に到着です。写真のようにウルトラエメラルドグリーンで静かで美しい場所でした。右岸から登りあがれるようですが、かなりの急斜面で降りるには飛び込むか懸垂下降するかしかないようです。ということでココでお昼ご飯をたべて折り返し。
大峰・十津川水系 神童子谷 20160808帰りは、飛び込みまくって泳げるところは泳いでお楽しみタイムです。もちろん高見淵で天然のウォータースライダーもやってきました。