いつもそれなりのペースで歩いているし、早くなくてもトコトコ走り続けるくらいなら自分でもできるんじゃない？という自信過剰気味な思い込みからトレランに挑戦してみました。周りにトレランしている人もいないのでよく分らないまま、取り合えず最低限の装備でランニングシューズ履いて走ればいいんじゃねぇ？みたいな乗りでやってみました。
ところが見るのと実際やるのとじゃ全然違う。トコトコ走りつづけるのも大変だし、ランニングシューズは登山靴と違って足裏のゴツゴツした突き上げがモロに伝わって疲れ方が大きい・・・専用シューズがいるのも頷ける。でも高取山を下るまでのおおよそ10キロは自分なりに「走れた」と感じているので楽しさの片鱗は味わえたかもw
須磨浦公園をスタート、快晴だけど少し寒い。ちょちょっと駆け抜け、旗振山～おらが茶屋あたりは軽快に走っていけました。山道を走るのは初めてなのに案外ペースよく走っています（これが後で効いてくるんだけど・・・）高倉台を抜けたところにある名物400階段、ここも休憩なしで駆け上がりました。身軽だし、登山靴と違ってランニングシューズがとても軽くスイスイ登っていけるように感じました。そしてやってきた須磨アルプス、快晴の青空とあいまって映えますねぇ。
ここまで朝ごはんも食べず、お腹に入れたものといえば鵯越駅前の商店で手に入れたミニえびせんだけ。ほんとうならコンビニで買いこんで・・・と思っていましたが早朝過ぎてアズナスとか閉まってるし・・・。ここまでポカリだけで凌いできたわけだが菊水山登山口にさしかかったところで突然お腹が？痛い？これはヤバイかもと思っているうちにあれよあれよとピーッ！と緊迫。山頂付近でトイレ表示を見たのを思い出し必死に、それこそトイレに駆け込むこと自体が目的のように登っていきました、間に合って良かった (〃´o｀)=3 ﾌｩ
緊急事態とはいえ菊水山の登りで体力を使ってしまい若干ヘロヘロになったところで鍋蓋山。この登り自体は大丈夫だったのだけど、途中追い抜いた親子が私を見て、「あれがトレイルランというやつだね、早くてカッコイイね！」とか話している。わー恥ずかしい・・・けど子供の視線を感じた私は無理を承知で颯爽と駆け抜け（る振り）、一つ二つ小さなピークを越えて行きました。やっぱり脚にきてしまいました、さっきの家族から見えないところ（ココ重要）で脚をとられ右足をグネッて転倒、軽い捻挫をしてしまいました。かっこ悪いところを見られたくない思いだけで傷みをこらえ家族が来ないうちにポールを頼りにそそくさと退散していきました。結局、市ヶ原まで行きましたが足の状態とお腹の具合を考え新神戸に下ることにしました。