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スキー 簡単ワックス掛け

ほんじゃ~ 誰でもできるスキーワックス講座です。いろいろ試してきましたがここ数年はこのやり方に落ち着いています。もっといい方法がある!ということも考えられますが今のところコレで十分な性能は確保できていると思います。ではお読みください。

 

まずは、どこのメーカーのでも良いので ブレーキストッパーというぶっといゴムを用意します。コイツでビンディングのブレーキが跳ね上がるのを抑えます。ちなみにブレーキはかなりのバネで落ちるため中途半端にセットしていると、突然ブレーキが跳ね上がり爪を挟んで大怪我したり(私じっさいにやりました・・・悶絶するくらい痛かったです)するので注意してください。
ブレーキストッパー スキーブレーキホルダー

 

これがセットした状態、なんてことないです。
ブレーキストッパー スキーブレーキホルダー

 

使うのは ワックス と ワクシングペーパー です。
どの家庭にもあるキッチンペーパーでも代用可能ですが専用品のほうが汚れ落ちが良いし、たいして高くない(500円くらい)のでここはちゃんとしたのを購入しておきましょう。たぶん3年分くらいは入っていると思います。現在3月のためプラス温度用のピンクワックスを使用しています。もちろんオールランド(白色)でも全然大丈夫だと思います。
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なんかワックスメーカーのHPで見るようにアイロンにあててワックスをSMプレイのようにポタポタとソールに落としていくような愚かな行為は絶対止めましょう。あれはワックスを無駄に使わそうとするメーカーの戦術です。写真にあるようにソールにゴシゴシ擦って行くだけで必要量は十分に付着していきます。それに最後には不要なワックスをこそげ落とすので(私のような)貧乏な人に最適な塗り方だと思います。
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全体に満遍なく擦りつけたら、ワクシングペーパーを挟んでアイロンでワックスを溶かしながら塗りこんでいきます。ちなみに高精度ストラクチャーでも施していないとソールにワックスが入り込むということは考えられません。塗れば塗るほど良い!とかいうのは完全に宗教の世界です、1回ワックスで十分です。
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上から見たところ。
ゆっくり動かします。アイロンの温度を上げすぎないように注意してください。できれば専用アイロンが良いのですが(私のような)貧乏人には無用の長物でしてホームセンターで1000円以内で替えるものでOKです。ちなみにスチームアイロンやテフロン加工などを施した高級品は向いていません。できるだけ安い、チープな鉄の塊のようなアイロンこそこの作業に向いています。
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ワックスをかけると、こんな感じでソールの汚れもある程度とれてくれます。なのでワックスリムーバーとかクリーナー用ワックスみたいな馬鹿げた商品は購入する必要はありません。そんなのが本当に必要になった頃には、メーカーや専門店にチューンナップに出すほうが確実でし頭の良いやりかたです。
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最後にはスクレーバー(絶対にプラスチック製を使ってください。鉄製はソールが歪むので使ってはいけません)で不用なワックス分を削ってあげます。ここでSMプレイした人ははがすワックスの量にビビルはずです。実際に必要なワックスの3~5倍は使っていることに気が付くと思います。なので今回説明した方法でやれば経済的なのです。しかも2・3回削るだけでほぼ完成するため時間も節約できるし、なによりしんどくないのでお薦めです。そしてココが重要なのですが「ブラッシングは行わない」ということです。ブラッシングしても良いのですが、実際にはスキー場の1本目か2本目の滑りでブラッシングとほぼ同じ効果がでます。レーサーでもない私たちがそんな拘りを持ってブラシ掛けまで行うことになんの意味があるのか疑問です。もちろんブラシ掛けに命がけ、とかワクシングを極める!みたいな趣味人にはどうぞお好きに・・・といったところですが。
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きたいない写真ですがワックスの削りカスです。こんなもんでOK。
あとは、さぁスキー場にいって存分に滑ってください!という感じです。ここまで所要時間10分ちょい、慣れれば2~3本まとめてワックスしても全然つかれません、ではでは。
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