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八方押出沢BCスキー

お初の白馬BCです。
今回はほぼ白馬ジモッチーなYoyuさんに連れて行ってもらいました。あんまり天候は良くないようでリフト券売り場のお姉さんからは上部は強風&視界不良かもねーーーと情報をもらっていましたがリフトを乗りついでトップまで行くと思ったよりも全然大丈夫。
登山者?BCスキーヤー?かわからないが2名ほど登り上げっている。じゃーとりあえずドロップポイントまででもサクサク様子見に行きましょうか・・・という感じでハイクアップ開始、シール装着&ビーコンスイッチ入れてGo!です。
リフト降り口でビーコンチェックもあるので近づいて〇が表示されたので一安心、ちゃんと機能しています。30分ほどのハイクで目標の夏季トイレに到着。気が付いたら強風と視界不良というかホワイトアウトに近い感じで、こりゃダメですかね???というあきらめモード。

引き返すつもりで視界が切れるのを待っていると後続の外国人スキーヤー2名が私たちを追い越していきました。Yoyuさんととりあえずちょっと様子見てみましょうとなりまして様子を伺っているとドロップする気満々で滑走準備を開始して、サーーーと滑り出します。
見ていると大丈夫そう。この外国人2名が背中を押してくれた感じで「行けそう?だし・・・」短くピッチを区切りながら滑走することに決定です。幸い滑走準備をしていると滑るには問題ない程度に視界が晴れてくれて助かりました。
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八方押出沢という沢らしいです。
昨日気温が上がったため下が固いのか?と心配しましたがちゃんとパウダーランが楽しめます。まず5~6ターンを2回ほど様子見ながら滑ってGPSで位置確認してYoyuさんの地形記憶と照らしながら滑る方向をきめていきました。
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あまり斜度もなく(たぶん上部30度~下部で40度弱)気持ちよく滑れる、私のようなBC初級者向けの沢です。地形的に沢なので行方不明になることもなくちゃんと下降出来て安心感は高かったです。それでも安全のため途中からできるだけ沢芯を外すように指示されたとおり滑りました。たった30分のハイクアップで1900m付近から800mの滑走を楽しめる稀有なロケーションでとっても気にってしまいました。
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南股出会い付近まで下降し最下部では、川に降りる手前で右岸に沿うようにトラバースながら少しずつ高度を下げて渡渉ポイントを探りました。いつもは無い橋がかかっていてくれたお陰でラクチン渡渉完了。あとはほぼ左岸をスキーを履いたまま林道をくだり下りて車道まで2~3キロの距離。春にはカッチンコチンのアイスバーンになって怖いらしいのですが、今回は程よいスピードで疲れ知らずに車道に合流。デポしておいた車に乗り込んで八方名木山ゲレンデに戻ることができました。車二台あるとこういうとき便利ですね。
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