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六甲全山縦走を完走しようぜ(ちょっとしたコツ)

私が行った六甲全山縦走は5回(完走4回・リタイヤ1回)、もっと違う考え方もあるとは思いますが私なりの攻略法を紹介してみます。ちょっぴり上から目線になっていますがそのあたりはお許しくださいませ(*^∀’)オネガイネOLYMPUS DIGITAL CAMERA
経験上、完走のため意識してるのは次の4点に集約されています。

・ルートと距離感を身体で覚えておく

ルートを覚えておくというのは当たり前のような気がしますが、案外前の人についていっているだけでちゃんとしたコースや地図が頭に入っていないような場合もあるように感じます。
また初めて歩く道は遠く感じられても、通いなれた道なら案外近く感じるようなことがあると思います。どこにどんな目印があって、この先登っているのか?下っているのか?しばらく平坦な道が続くのか?がイメージできていればペース配分も無理なく出来ると思います。

ちなみに大まかな私のペース配分具合は・・・
1)スタート~菊水山までは  そこそこペース
2)菊水山~摩耶山までは  ゆっくりペース(時速3キロ程度)
3)摩耶山~一軒茶屋までは そこそこペース
4)一軒茶屋~宝塚までは  全力勝負ペース(2時間以内が目標、たまに死兆星が見える)OLYMPUS DIGITAL CAMERA

・タイムテーブルを作って行動する

私の場合は・・・次のようなタイムテーブルを意識してどのポイントでどれだけ早いか遅いかを考えならが行動してみました。できるだけ早く渋滞を抜け出し、菊水山に09:30でまに到着しているか?、摩耶山に12:00までに到着しているか?がタイム判定の大きなポイントにしました。菊水山~摩耶山までの区間はかなり余裕をみた時間を振っています。これは大竜寺で豚汁を食べたいのと摩耶山以後の体力を温存するため普段よりも遅めに歩くよう心がけるためです。遅いペースでもとにかく時間通りに行動しているんだという安心感があれば心が折れずにすみます。

05:30 旗振山
07:15 妙法寺小学校
08:30 鵯越駅
09:30 菊水山
10:45 市が原
12:00 摩耶山
13:15 ガーデンテラス
13:50 一軒茶屋
14:00 東六甲縦走分岐
15:00 大平山
15:45 塩尾寺
16:15 宝塚OLYMPUS DIGITAL CAMERA

・できるだけ膝に負担をかけない

たぶん歩きすぎ・走りすぎが原因とおもいますが膝の痛みに悩まされていました。いわゆるランナーズニーというやつだと思います。一番ひどいときはトレーニングのつもりで須磨からテクテクあるいて高取山の下りで痛み出し市ヶ原でリタイヤ(新神戸にあるくのも辛かった・・・)というのがありました。しばらくは長丁場はあるかず芦屋周辺のショートコースで2時間以内に帰って来るようなヘナチョコでした。いつだったか忘れましたが下るときにドスンとした降り方が原因だと云われ、少しだけ前傾した感じで静かにゆっくり下っていくように心がけたところ膝の痛みが徐々に解消されていきました。これだけでは不安なのでサポートタイツとテーピングで固めて可能な限り予防してから出発しています。
それと、周りの目が気になって気になってしょうがないのですがwww。急な階段やアスファルトのながーい下りなんかでは後ろ向きに歩いています。とくに縦走路を歩くときは前半の西縦走路でこの歩き方を多用して中盤・後半に膝の痛みが出ないように注意しています。OLYMPUS DIGITAL CAMERA

・止まって休まない、歩きながら休む

疲れる前に休め!と起こられそうですが・・・そもそも疲れるようなペースで歩いてはいけません。それと縦走路を完走しようというのならそれなりの練習はしているものです。つまり基礎体力+練習で上積みした体力の範囲でペース配分しながら、いっぱいっぱより少しだけ余力を残した歩き方が出来れば案外疲れません。すくなくとも座り込んだり、ランニングと違って足が攣ったりというようなことは起こる確率はすくないと思います。これに、たとえば鍋蓋山~市ヶ原区間のように楽しいトレイルがあるところで、余力を残して歩ければ十分に体力が戻ってきます。逆にこの区間で「楽だから」というように調子に乗ってしまうと後々使うべき体力が無くなってしまうため良いことはありません。
以上の理由で、私は止まって(座り込んで)休憩をとることがありません。ですので大会であればチェックポイントが開くまでに到着した場合か、勝手縦走なら止まるのは行動食を摂る2回(私はオニギリ派です、ジェルタイプは苦手)程度に抑えても(今のところ)問題ないと思っていますし、実際このように行動しています。

以上、私なりの縦走完走のコツをまとめてみましたが、この通り実践して事故が起こってもまったく責任は持てないわけです。、あくまで個人の体験を基にしていますので、こんな風にやっているヤツもいるんだなぁ程度にお見逃しくださいませ。