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逢山峡から長尾谷遡行(最後にゴルジュ突破)

ここのところ酷暑続きで沢遊び以外考えられません。

ザックかついで山道へ進む人たちを尊敬しつつも「オレには無理・・・っぽ」と涼を求めて川の中に突入です。今回で逢山峡は5回目なので鍋谷の滝上流の長尾谷に足を延ばしてみることにしました。それとしばらく雨が降っていないので今回は水量も少ないだろうと思い逢山峡名物のゴルジュ突破するのも目的です。

鍋谷滝でダイブ 今日はギャラリー沢山で張り切ってしまった
鍋谷滝でダイブ 今日はギャラリー沢山で張り切ってしまった

逢山峡はいつものようにBBQしている横を東山橋から入渓。

大きな堰堤までは小滝やらプールやらの連続です。泳ぎながら、飛び込みながら、溺れた振りをしながら・・・とにかく楽しく沢歩き。
大きな堰堤までは小滝やらプールやらの連続です。泳ぎながら、飛び込みながら、溺れた振りをしながら・・・とにかく楽しく沢歩き。
ここ10日ほど雨降っていないけど水量豊富な鍋谷の滝
ここ10日ほど雨降っていないけど水量豊富な鍋谷の滝

長尾谷は鍋谷の滝1段目から巻き道を行き滝を越えたところで再入渓。少し崩落ぎみなのかなぁ?前半荒れている印象を持ちましたが気持ちよく遡行できる明るい沢で満足度高い。

これは三条の滝と呼ばれているらしい
これは三条の滝と呼ばれているらしい

三条の滝をこえて最後の関門となる深いつぼを持つ滝がありますが泳いで取り付き登りきったらウォータースライダーが楽しめました。これは巻き道もあるので無理しないで進むことも出来ます。

長尾谷の核心部かなぁ 一枚岩の岸壁の真下に 2段の立派な滝。
長尾谷の核心部かなぁ
一枚岩の岸壁の真下に2段の立派な滝
この核心部を高巻くと後悔しそうなので取り付いてみる。コイツは滝壺がかなり深くて泳いでしか取り付けない。水流に負けないようにがんぱって右岸側から行きます。登りきったらウォータースライダーが楽しめるぞ!
この核心部を高巻くと後悔しそうなので取り付いてみる。コイツは滝壺がかなり深くて泳いでしか取り付けない。水流に負けないようにがんぱって右岸側から行きます。登りきったらウォータースライダーが楽しめるぞ!

核心部を越えるとすぐに桂ヶ谷堰堤に出会います。向かって右手に赤テープあり。かなり急だけど途中まで登ると古寺山周辺の案内図に山伏道とある明確な踏み跡に合流。

桂ヶ谷堰堤は向かって右から巻き上がる
桂ヶ谷堰堤は向かって右から巻き上がる

猪鼻滝へのショートカットを見落としてしまったようで、いったんシュラインロードまで進んで逢山峡へぐるっと戻ります。本日最後の目的、逢山峡名物のゴルジュ突破をやりに巻き道を下ります。

逢山峡名物のゴルジュ 思ったとおり今日は水量少ない・・・というか途中の砂地で足が着くよw いままで何故か台風後とかの増水後にしか来ることがなかったので大違い。これなら行けそうです。
逢山峡名物のゴルジュ 思ったとおり今日は水量少ない・・・というか途中の砂地で足が着くよw いままで何故か台風後とかの増水後にしか来ることがなかったので大違い。これなら行けそうです。

居合わせた方から「多少腕力要るけど見た目よりと簡単ですよ、左手からですよ」と教えていただきまして躊躇しないで突入(考えると行けなくなりそう、勢いって大事です)。登るあがる取り付きはポイントは足が着かない水深で岩もツルツルしておりちょっと焦りましたが、わりとアッサリ登りあがることが出来ました。これは残置というより設置してくれているスリングを使わせてもらったおかげです。

取り付きポイントにはやっぱり泳がないとたどり着けない。
取り付きポイントにはやっぱり泳がないとたどり着けない。
意外と岩がツルツルでしたが、残置沢山&なんだかんだと手がかりや足場もある。最後は腕力で登りあがった。
意外と岩がツルツルでしたが、残置沢山&なんだかんだと手がかりや足場もある。最後は腕力で登りあがった。

ちなみに今回同行の奥さんにはロープ出すよと言ったのですが、「思ったより簡単だった」という私と、居合わせた方の言葉を聞き、「いらない、登ってみる!」と果敢に挑戦。結局www溺れかけて超焦りましたが、私が振り出した連結スリングを頼りになんとか登りきりました、お見事です。

六甲:逢山峡から長尾谷遡行(最後にゴルジュ突破)