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富士山弾丸登山に行って来ました3

弾丸登山、山頂からの折り返しです。

天気予報(てんきとくらす)どおりの快晴でした。いつもウェザーニュースに裏切られてきたが、今回は予報サイトを信じて正解。澄み切ってとても清らかな空気感でした。ときおり、お鉢の中から薄い帯状の雲が沸き立ってきて意外と気流(たぶん温度差)が激しい環境なんだと実感。高所恐怖症でもないけどあんまりお鉢の際まで近づかないようにしてました。落ちたら上がってこれそうな感じがしない (´・ω・`)・ω・`)

剣が峰をめざし馬の背を行く 最後の最後の難所。一歩進んで半歩ずり落ちるようで大変歩きにくい。なんか水前寺清子のマーチが頭の中でリフレインしてしまいます。ただここを登ればもう登るところがないという安心感でグイグイ進んでいきます。
剣が峰をめざし馬の背を行く
最後の最後の難所。一歩進んで半歩ずり落ちるようで大変歩きにくい。なんか水前寺清子のマーチが頭の中でリフレインしてしまいます。ただここを登ればもう登るところがないという安心感でグイグイ進んでいきます。
富士山測候所跡に到着したら記念撮影の行列 行列大嫌いの私ですが、ここまできて行列を避けるなんてありえません。階段下から並んで30番目くらいに陣取っていると・・・痩せこけた臆病な野良犬?がウロチョロウロチョロしておエサを求めています。しかしここ3776m。日本最高地点です。野良犬が気軽にいていい場所ではないような気がするのですが、どこから来たんでしょうか?
富士山測候所跡に到着したら記念撮影の行列
行列大嫌いの私ですが、ここまできて行列を避けるなんてありえません。階段下から並んで30番目くらいに陣取っていると・・・痩せこけた臆病な野良犬?がウロチョロウロチョロしておエサを求めています。しかしここ3776m。日本最高地点です。野良犬が気軽にいていい場所ではないような気がするのですが、どこから来たんでしょうか?
富士山頂の二等三角点
富士山頂の二等三角点
登頂記念 晴れてよかった!振りかえるともの凄く長蛇の列になっていたのでいそいでポーズを決めて2枚だけパシャリ。ここからお鉢周りしようかとも思った。測候所下には僅かに残雪がのこって・・・というのは云い訳で1時間ほど掛かりそうなのもあって、ここから引き返します。
登頂記念
晴れてよかった!振りかえるともの凄く長蛇の列になっていたのでいそいでポーズを決めて2枚だけパシャリ。ここからお鉢周りしようかとも思った。測候所下には僅かに残雪がのこって・・・というのは云い訳で1時間ほど掛かりそうなのもあって、ここから引き返します。
銀明水 帰りは御殿場口から下っていきます。同じ道を引き返すのは勿体ないというか、折角だから別の道も歩いておきたいということが一つ。傾斜の緩いクッションになってくれる砂の道が疲れた膝に優しいんじゃないかということがもう一つの理由。 ということでお隣の御殿場口から降りていきます。その前に登山口でゆっくりしていると由緒正しそうな置物があったので1枚撮っておきました。後で調べたらこれが銀名水らしいということで一応アップしておきます。
銀明水
帰りは御殿場口から下っていきます。同じ道を引き返すのは勿体ないというか、折角だから別の道も歩いておきたいということが一つ。傾斜の緩いクッションになってくれる砂の道が疲れた膝に優しいんじゃないかということがもう一つの理由。
ということでお隣の御殿場口から降りていきます。その前に登山口でゆっくりしていると由緒正しそうな置物があったので1枚撮っておきました。後で調べたらこれが銀名水らしいということで一応アップしておきます。
AM6:30 御殿場口 さっきまで元気だった奥さんがここで高山病っぽい症状がでてきました。頭が痛いらしいので少しでも(ゆっくり&急いで)標高を下げておこうと出発します。 しかし・・・オレ無駄にげんきだなぁ~。ほとんど徹夜なんだけどなぁ。
AM6:30 御殿場口
さっきまで元気だった奥さんがここで高山病っぽい症状がでてきました。頭が痛いらしいので少しでも(ゆっくり&急いで)標高を下げておこうと出発します。
しかし・・・オレ無駄にげんきだなぁ~。ほとんど徹夜なんだけどなぁ。
降っていくとすぐに視界が開けて手前に黒い砂山の宝永山と雲海に浮かぶように愛鷹山かな? しかし、落石させないように注意して歩かないと超危険です。たぶん落としたら止まらないだろうなぁ~しかし写真にとると傾斜を感じなくなるのは残念。
降っていくとすぐに視界が開けて手前に黒い砂山の宝永山と雲海に浮かぶように愛鷹山かな?
しかし、落石させないように注意して歩かないと超危険です。たぶん落としたら止まらないだろうなぁ~しかし写真にとると傾斜を感じなくなるのは残念。

少し降って見上げてみる

見晴館跡 3400m付近 だいぶ降ってきてホッと一息だが、まだ350mほどしか降りてない・・・ここで水分補給と行動食をとっておきます。
見晴館跡 3400m付近
だいぶ降ってきてホッと一息だが、まだ350mほどしか降りてない・・・ここで水分補給と行動食をとっておきます。

オリンパス自慢のドラマチックモードで撮影

赤岩八合館の直ぐうえ辺りです。ココまで降りてきて奥さんの高山病の症状がおさまって「あれっ?頭痛が治っている」と云っていました。さっき通過した見晴館跡をすぎてからゴツゴツした岩が減り歩きやすい赤土の道に変わってきました。 快調に高度を下げていきます。
赤岩八合館の直ぐうえ辺りです。ココまで降りてきて奥さんの高山病の症状がおさまって「あれっ?頭痛が治っている」と云っていました。さっき通過した見晴館跡をすぎてからゴツゴツした岩が減り歩きやすい赤土の道に変わってきました。
快調に高度を下げていきます。

わらじ館をすぎたところ 3100m
わらじ館をすぎたところ 3100m
さて、御殿場口下山ルートの最大の目玉でありお楽しみなのが大砂走り。ココに来るのを待ってました。日の出館(休止中)を越えてしばらくするとそれっぽい深く沈みこむ砂だらけの道にでます。リュックのベルトを締め込み走ってもバタつかないようにします。靴に砂が入らないようにスパッツチェックして・・・走ります。 でも調子に乗っていると(セーブしているつもりでも)止まれません。膝がくがく状態なので余裕でこけます。結局止まろうと思ってから20mほど進んでようやく止まってくれました(無理やりだけど)
さて、御殿場口下山ルートの最大の目玉でありお楽しみなのが大砂走り。ココに来るのを待ってました。日の出館(休止中)を越えてしばらくするとそれっぽい深く沈みこむ砂だらけの道にでます。リュックのベルトを締め込み走ってもバタつかないようにします。靴に砂が入らないようにスパッツチェックして・・・走ります。
でも調子に乗っていると(セーブしているつもりでも)止まれません。膝がくがく状態なので余裕でこけます。結局止まろうと思ってから20mほど進んでようやく止まってくれました(無理やりだけど)
宝永山の稜線から見上げた景色 さっきの砂走りはまだまだ続きますが、そのまま降りていくと帰ってこれませんw。残念だけどプリンスルートの標識に沿って(富士宮口行きって書いてない!から少し悩んだ)進むとすぐに宝永山の稜線にでます。ここから大きめの砂利のうえを降らなければならないので結構大変。遠くから見たら歩きやすそうだったのにちょっとてこずりました。
宝永山の稜線から見上げた景色
さっきの砂走りはまだまだ続きますが、そのまま降りていくと帰ってこれませんw。残念だけどプリンスルートの標識に沿って(富士宮口行きって書いてない!から少し悩んだ)進むとすぐに宝永山の稜線にでます。ここから大きめの砂利のうえを降らなければならないので結構大変。遠くから見たら歩きやすそうだったのにちょっとてこずりました。
写真にあるように左手に1本道で少し登り、分岐を右手に行くとすぐ富士宮口ルートの新六合目雲海山荘に出会います。そこから15分ほどで駐車場に到着。長かった富士山登山もこれで終了です。
写真にあるように左手に1本道で少し登り、稜線まで上がり分岐を右手に行くとすぐ富士宮口ルートの新六合目雲海山荘に出会います。そこから15分ほどで駐車場に到着。長かった富士山登山もこれで終了です。

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注意書きにある、強行登山・軽装登山・準備不足の3つをみたしながらもなんとか無事に帰ってこれました。これもひとえに、「まだまだ俺も若いんだ!」という根拠のあやしい過剰な自信を与えてくれますw でも今後はもう少し準備してちゃんと計画して出かけようと思います(マジです)
注意書きにある、強行登山・軽装登山・準備不足の3つをみたしながらもなんとか無事に帰ってこれました。こういう経験が、「まだまだ俺も若いんだ!」という根拠のあやしい過剰な自信を与えてくれますw
でも今後はもう少し準備してちゃんと計画して出かけようと思います(マジです)。だって「本日までの遭難事故」をよくみると負傷者1名ってなってるし・・・。