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大月地獄谷にエスケープルートから侵入

沢遊びシーズンも残り少なくなり、ここで一発大物を見ておこう!と出かけたのは大月地獄谷。でも本当は、「秋晴れのなか大月地獄大滝を見て、取って返す刀で五助大滝経由でガーデンフィールズまで」というコースを予定していました。
でも、大月地獄谷へのショートカットルートが想定外の悪路・難路でてこずってしまい予定より大幅に時間をくってしまいました。大月地獄大滝まで到着した時点でトラブルもあり、今日はここで終了、一旦撤収!ということになりました。なのでルートもショートカットを通ったけど、実際の山行もショートカットなんっちゃってw・・・状態の記録です。

8:45到着 今回初めて利用したくるくるバス。これに乗っていくとエクセル東バス停まで行ってくれるのでだいぶ高度を稼ぐことが出来てお得感満点です。しかし阪急岡本付近からは乗ることが出来ないため、阪急岡本→歩き→JR摂津本山~住吉と乗換えて国道2号線沿いにあるバス停までいきました。
8:45到着
今回初めて利用したくるくるバス。これに乗っていくとエクセル東バス停まで行ってくれるのでだいぶ高度を稼ぐことが出来てお得感満点です。しかし阪急岡本付近からは乗ることが出来ないため、阪急岡本→歩き→JR摂津本山~住吉と乗換えて国道2号線沿いにあるバス停までいきました。
15分ほど歩けば、住吉道/打越山方面との分岐 今回は石切道から分岐して大月地獄谷を目指すため急坂の石切道の階段を上っていきます。
15分ほど歩けば、住吉道/打越山方面との分岐
今回は石切道から分岐して大月地獄谷を目指すため急坂の石切道の階段を上っていきます。
9:30 石切道・五助谷分岐に到着 この分岐の30mほど上に大月地獄谷へのショートカット(エスケープルート)があります。ほとんど人が入っていないようなので踏み後も不明瞭、注意していないと通り過ぎてしまいます。
9:30 石切道・五助谷分岐に到着
この分岐の30mほど上に大月地獄谷へのショートカット(エスケープルート)があります。ほとんど人が入っていないようなので踏み後も不明瞭、注意していないと通り過ぎてしまいます。
大月地獄谷のエスケープルート地図(ショートカット入口) 正直なところ、熟練者以上でそこそこ自分で何でもできる!という人以外は入らないほうが良いと思います。この谷は週に数人しか遡行してないようですし、遭難事故も起きている場所です。携帯の電波も届かないところも良くあります。(この背景地図等データは、国土地理院の電子国土Webシステムから配信されたものである)
大月地獄谷のエスケープルート地図(ショートカット入口)
正直なところ、熟練者以上でそこそこ自分で何でもできる!という人以外は入らないほうが良いと思います。この地図参考にして迷っても自己責任ということです。この谷は週に数人しか遡行してないようですし、遭難事故も起きている場所です。携帯の電波も届かないところも良くあります。(この背景地図等データは、国土地理院の電子国土Webシステムから配信されたものである)
石切道から大月地獄谷への入口は2箇所ですが、途中で合流しています。この写真は上側。入口からすぐに急坂を下り3分ほどで本線に合流します。
石切道から大月地獄谷への入口は2箇所ですが、途中で合流しています。この写真は上側。入口からすぐに急坂を下り3分ほどで本線に合流します。
大月地獄谷エスケープルートの途中(これは帰りに撮りました) トラロープはそこらじゅうに設置されているので、このルートに入ってしまえば道間違えはないと思います。しかし足場がめちゃくちゃ悪くてほぼ藪コギ&崩れやすい状態で緊張しながら進むことになる。写真では持ち合わせのお助けロープで簡易ハーネス作っています。「ちょっと大月地獄谷に入っていけるショートカット」と思い込んでいたので、よりによって今日はガチャ類もって来てませんでしたw
大月地獄谷エスケープルートの途中(これは帰りに撮りました)
トラロープはそこらじゅうに設置されているので、このルートに入ってしまえば道間違えはないと思います。しかし足場がめちゃくちゃ悪くてほぼ藪コギ&崩れやすい状態で緊張しながら進むことになる。写真では持ち合わせのお助けロープで簡易ハーネス作っています。「ちょっと大月地獄谷に入っていけるショートカット」と思い込んでいたので、よりによって今日はガチャ類もって来てませんでしたw
これが大月地獄谷に到着した所・・・って全然参考にならないw
これが大月地獄谷に到着した所・・・って全然参考にならないw
さっそく沢靴はいて進みます。思いのほか沢筋は荒れており、倒木もあって沢筋をふさいでいる。沢靴でなくてもいけそうだが、大変。素直に水の中を行くのが一番安全そうです。・・・おおっとサワガニ発見!水が綺麗な証拠ですね。
さっそく沢靴はいて進みます。思いのほか沢筋は荒れており、倒木もあって沢筋をふさいでいる。沢靴でなくてもいけそうだが、大変。素直に水の中を行くのが一番安全そうです。・・・おおっとサワガニ発見!水が綺麗な証拠ですね。
10:30 F0 紅葉滝(落差7m)に到着 エスケープルートが思った以上に時間がかかったり、沢靴に履き替えたりと、遅くなってしまいました。でも沢筋を進みだしてからだと10~15分程度でココに到着したと思います。ルート的には意外と紅葉滝の直ぐそばに下りてこれたようです。
10:30 F0 紅葉滝(落差7m)に到着
エスケープルートが思った以上に時間がかかったり、沢靴に履き替えたりと、遅くなってしまいました。でも沢筋を進みだしてからだと10~15分程度でココに到着したと思います。ルート的には意外と紅葉滝の直ぐそばに下りてこれたようです。
紅葉谷を直登 ガチャ類もってきてはくて不安だったけど折角なのでお助けロープで確保して登ってみました。滝口にハーケンあったので使わせてもらいました。 しかーし!ここでトラブル。メガネがない・・・滝下に一旦下りたときに一度ズルッといったのでその時か、登っているうちに水流で持っていかれたかどちらかです。よって、このあとは見えてるのか見えてないのか判らない状態で進むことになりました。裸眼視力0.1です。
紅葉谷を直登
ガチャ類もってきてはくて不安だったけど折角なのでお助けロープで確保して登ってみました。滝口にハーケンあったので使わせてもらいました。
しかーし!ここでトラブル。メガネがない・・・滝下に一旦下りたときに一度ズルッといったのでその時か、登っているうちに水流で持っていかれたかどちらかです。よって、このあとは見えてるのか見えてないのか判らない状態で進むことになりました。裸眼視力0.1です。
最近流行の鉄製堰堤 雑草がないのでここで一息つけました。
最近流行の鉄製堰堤
雑草がないのでここで一息つけました。
F1 大月地獄大滝(落差10m以上) さっきの堰堤をこえて5分ほどで今日の目的地、大月地獄大滝に到着。おもったよりデカイ!。写真では大きさが伝わらないのが残念だ。たぶん落差は15m前後だとおもわれる。昔は落差20m以上をほこったらしいが滝壺までに砂・土砂が大量にあったので埋まってしまったのだろう。
F1 大月地獄大滝(落差10m以上)
さっきの堰堤をこえて5分ほどで今日の目的地、大月地獄大滝に到着。おもったよりデカイ!。写真では大きさが伝わらないのが残念だ。たぶん落差は15m前後だとおもわれる。昔は落差20m以上をほこったらしいが滝壺までに砂・土砂が大量にあったので埋まってしまったのだろう。
大月地獄大滝のCS(チョックストーン)2個 近づいてみると、かなり大きな岩が2個、滝口に挟まっている。私にだけは落ちてこないようにと祈りながら撮影してきました。
大月地獄大滝のCS(チョックストーン)2個
近づいてみると、かなり大きな岩が2個、滝口に挟まっている。私にだけは落ちてこないようにと祈りながら撮影してきました。
せっかくなの記念撮影
せっかくなの記念撮影

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アケビのシーズンようです。気付いてから注意してみてみると、そこらのツルの先が実っていました。こいつは割れているのに紫色にならない「白あけび」だと思います。ちなみに私はアケビを食べたことないです(食べ方が判らない・・・w)
アケビのシーズンようです。気付いてから注意してみてみると、そこらのツルの先が実っていました。こいつは割れているのに紫色にならない「白あけび」だと思います。ちなみに私はアケビを食べたことないです(食べ方が判らない・・・w)
帰りに通った大月地獄谷本来の入口
帰りに通った大月地獄谷本来の入口
最後は、ココから神戸市バスでおうちに向かいます200円。
最後は、ココから神戸市バスでおうちに向かいます200円。

20130929Ootukijigokudani

いやーしかし、この大月地獄谷。いった時期も悪かった(まだ藪が沢山、台風18号の影響か谷筋に倒木あり)のか、短いながら「楽しい遡行」にはならなかった。こないだ行った西山谷のほうが登り応えや楽しさもあり、「もうしばらくは足を踏み入れることはない」が結論。でも今度行くなら、住吉霊園のほぼドンンツキのところ(仮説トイレあり)のマークから降りて、紅葉谷第三堰堤か第四堰堤(日赤A-3)あたりに下りてから遡行するルートがいいかもと思っている。おすすめしないが、どうしても行くなら単独は控え、ロープ+ガチャ類と沢靴は必要だと思います。ショートカット入口2