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御在所岳 中尾根マルチピッチ

今日はアルパインとしてマルチに挑みます。なのであるものなんでも使って良し!アブミもOKです。

私たちは、またもやチームコジラ(B組:yukki&jun2)で組ませてもらいました。

p4(展望台 ①Ⅴ級) 1P目 yukki
p4(展望台 ②Ⅳ級) 2P目 yukki
p3(ツルム Ⅴ級) 3P目 yukki
p2(おにぎり ①Ⅳ級) 4P目 yukki
p2(おにぎり ②Ⅴ級) 5P目 jun2

さて、1P目と行きたところですが・・・アルパインあるあるで、取り付きまではすでに第一の核心のようなもの。滑り落ちて隣の谷底に転げ落ちないように慎重に登っていきます。
取り付きはそこそこ広いテラス。後続も来ないのでのんびり準備していざ出発!B組から行かせてもらえる栄誉を頂きました。トップ行かせてもらえるって少しは信用されてるかな?とムフフなほくそ笑み。

おとなりの前尾根を見ながらズリズリ登っていきまっしょい!
御在所 前尾根は快適そうなフェイスクライミング

んじゃ行きましょうか!「じゃ・・・?といっても???ピンないんですけど会長」と騒いでたら登っていったらそれなりに出てくるから心配いらん!と頼もしい言葉。何度も登っている経験者の言葉を素直に信じて登って行った私はおバカさんでした。
この中尾根は前半NP主体なのでカム(0.5~3くらいが複数あると安心)ないとランナウトの恐怖と闘いながら登る羽目に・・・、そらもうちびりそうなくらい怖いですよ。

ルート自体は体感 5.9 ~ 5.10a くらいだから落ちないと思いますけど、かなりビビります。

なーーーにも考えずフリーのつもりでやって来ていた私は当然カムなしです。jun2が1本だけ 0.75 持ってたので虎の子のようにここ一番で使わせてもらいました。

ということで1P目クラックです。ツルム越えるまではクラックです。
ザックがあるととてつもなく登りにくいのですが、そんなことは知らないのでガンガン登っていきました。おかげでザックがボロボロ、(´;ω;`)ウゥゥ。
体ごと入ってしまえるワイドクラックですが入り込むと動けなくなるためできるだけ外に体を出す意識で登っていきます。
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1P目終了点からみおろした相棒のjun2。
セカンドの気楽さからか緊張感がほとんど感じられません。文句だけは盛大に言いながら登ってきます、すんごい元気いっぱいで、このパワーを岩に向ければさらに難しいルートも余裕な気がするのですが・・・。
2P目は15mほどの短い区間で1P目よりは簡単だけど支点が1か所だけだったような気が・・・カム持っていきましょう!
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これは3P目、P3ツルムへの登りです。
階段状に見えるので簡単そうだけど(実際簡単だけど)、めっちゃくちゃランナウトします。しかもクラック内がしっとりイイ感じに濡れているので滑りそうになって怖い。最後は身体を壁に押し付けながらずり上がってクリア。
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後続もいないし、セカンドのjun2が一人残されて寂しそう・・・。
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jun2が上がってきて、支点を通過してコルへのラッペルステーション迄いってもらいました。
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おにぎり下の壁は絶賛崩壊中、アブミで乗越ます。
2ピン目からお助け紐もかかって簡単に乗り越えられるけどアブミにのれないと消耗するので注意注意。私が急ぎネット買ったブラックダイヤモンドの安ーーーいアブミが乗りやすくて好評でした。
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おにぎりの2ピッチは快適登攀、おそらく下部が 5.8 上部が 5.9 くらいかな?
フェイス登攀ですがカッコいいピッカピカなペツルボルトがしっかり設置されてるので安心して挑めます。

おにぎり最後の部分はボルダー5級のワン・ツームーブくらいだったと思います。ちびっ子には難しっ感じるかも?でも普通男子の身長あれば全然余裕なクライミングで楽しく🍙さんを踏みしめることができるよね。
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