芦屋地獄谷への取り付き。崩落の激しいゲートロック側は通らず、1つ目の滝右側を適当に登っていけばそこそこ安全です。でもいつ崩れるか判らない岩場なのでさっさと通過するのが良いと思います。明日から雨らしい(梅雨入りかも・・・)のですがまた今日は1週間ほどまったく雨が降っていないため水量は少なめで遡行しやすかった。 地獄谷名物の赤岩の滝。真っ赤で血がしみ付いているようで、さすが地獄谷だな~wという雰囲気。でもここは苔が付いておりわりと滑りやすいので慎重に登って行きます。 いつもより水量が少ないためか、撒き道を通らずスイスイと沢をつめて行き、あっというまに気が付けば梯子ポイント、ここを越えれば小便滝。 小便滝、今日は上の小便滝が水量不足でチョロチョロ気味。ここで沢登りは終わり。右手に折れて枯れ沢を少し詰め、ロックガーデン第1鉄塔から分岐してくる道と合流。もうすぐA懸岩です。ちなみに、小便滝を右に折れて直ぐに明確な踏み跡が黒岩尾根方向につながっていますが、結局のところA懸岩の頂上付近を経由してA懸に降りてくるので安全な枯れ沢ルートのほうが良いと思います。 いつものように登っている振りのA懸。それども今日はかなり上まで登っていきました。やはりクライミングシューズとトップロープがないと怖い、こわい~ヨ。実際登ってみると案外足場がしっかり確保できるので高度感さえ感じなければ登れそうですが危ないのでやはり撤退w 万物相天気予報どおり綺麗に晴れてくれて気持ちよく一人占め。なんか月か火星でも歩いているような雰囲気が大好きです。今日は朝早く出発してきたので到着時には誰もいない。しばらくいると風に乗って中央稜を歩く登山客の話し声が聞こえてくる。 今日もいましたネコちゃん。今日は3匹いました。風吹岩は登山客が沢山来るのでネコちゃんもエサに困っていない様子で、下っ腹らがこころなしか弛んでいます。写真は人を怖がらず、ウチの奥さんに「エサよこせー」と要求しに来たところ。 今日も人でいっぱいの風吹岩9:30ごろの到着でしたが思い思いに休憩して楽しそうでした。天気も良いし、これからお昼になるにつれて人で溢れてれてくるんでしょうね。手間でちょっとお疲れ気味に移っているのはウチの奥さんです。今日のルート核心部の地獄谷~B懸尾根をクリアして疲労感たっぷりです。 雨ヶ峠管理人のメアドにも採用しているので年に1度は通っておかないと義理が果たせない?でもココまでの登りが結構きつくて大変なんです。大抵の人はココか、手前の丸太が沢山転がっている場所や住吉川まで降りたところで休憩+お昼ってのが多いと思います。きょうも沢山の人が休憩していました。 本庄橋跡ここはサックリ通過ですが、去年一人でタイムトライアル登山していたときにこの先の七曲で足が攣ってしまい・・・気合を入れなおします。今回のルートは昨年のリベンジ(七曲を休憩なしで登りきれれば私の勝ち!休憩してしまうと負けで自信喪失)と位置づけてもいますので一気に登り切るぞと気持ちを奮い立たせます。 無事、休憩なしで七曲を登りきりリベンジを果たし大満足。一軒茶屋でビールで祝杯&きつねうどんで体力回復です。そのあと、「これ以上登らない!」と嫌がる奥さんに折角だから・・・と無理強いして山頂まで行ってきました。ココからは有馬への単調な降りです。ちっとも面白くないコースですがそこそこの長距離をこなすのも今回の目的の一つなので足が痛いのを宥めつつ歩いて行きました。 魚屋道の終端、有馬温泉。ようやく歩き終わってほっと一息です。いままで虫地獄の石碑は知っていましたが、備え付けの案内板を読んでみて初めて有馬側も地獄谷だったことを知りました。でも炭酸ガスのせいで虫や鳥がしんでしまったのを地獄に例えて地獄谷と言ったそうで、歩くのに特別大変な場所は記憶にありません。紅葉谷のバリエーションルートのほうがよほど大変な道だと思います。 最後に金の湯あったかな金の湯前にある足湯で疲れた足をリフレッシュ。これまでの山歩きで体力の付いた奥さんは、いつもヘロヘロになって到着ということが多かったのですが、今日はニコニコで意外と大丈夫そう。かなり体力が付いてきた様子です。この調子なら大きな山に行ってもついてこれないということは無さそうで期待できます。 20130526rokko2arima 今回のGPSトラックデータ